初めてカヤックに挑戦してから、気がつけば約4週間経過してしまいましたが、
引退せず、2回目のカヤックへ行ってきました。
前回は想像以上の過酷さに、
一時は本気で「もう引退かも…」と考えたほどですが、
今回は思い切って泊まりがけで行ってきました。
今回新たに用意した電動シャワー
新たに用意したアイテムは、
カヤック洗浄用の高圧シャワーです。
前回は手動式の手でシュコシュコするシャワーでしたが、
水の勢いがあまりにも弱く、かなり物足りない印象でした。
そこで今回は、バッテリー式のシャワーを新たに用意しました。
いわゆる“中華感”はそれなりにある商品です。
作り込みに高級感があるわけではありません。
ですが、肝心なのは水圧です。
実際に使ってみると、
肌に当てると痛いほどではありませんが、
手動式よりはかなり強力です。
ただ、電動なので動作音は多少ありますが、
屋外で使う分には気にならないレベルです。
カヤック釣り後の片付けは、疲れがピークに達しています。
そのタイミングで使うシャワーが、
手動から電動になったのは大きいと思います。
後片付けが前回より楽になるのは間違いありません。
今回の2日間で使用した水量は、合計およそ30リットル。
その間、不具合は一切なく、安定して使用できました。
今回改善した点
前回の反省を踏まえ、いくつか見直したポイントがあります。
比較的近場で水深のある海へ変更
前回出艇したのは、富津市の大貫エリアです。
1km以上沖に出ても水深は約10m以下。
いわゆる遠浅の海で、ポイントに到達するまでの移動だけでかなり体力を消耗しました。
(後日談ですが、このエリアは水深が浅くても釣れるときは釣れます。
必ずしも沖へ出る必要があるわけではありません。)
そもそも私はまだ初心者。要領が良いわけでもなく、
かといって体力があるわけでもありません。
そこで今回は比較的岸から近い場所で水深が10〜20mになる、
富津市の金谷エリアと安房郡勝山エリアを選択しました。
これなら深場まで長距離を移動する必要がありません。
結果として、カヤックの移動距離は大幅に短縮。
その分、体力の消耗もかなり軽減されました。
ドーリーでカヤックをしっかり固定
車から波打ち際までは、カヤックにタイヤ(ドーリー)を装着して運びます。
前回は、このドーリーが本来の位置から
後ろ側に寄ってしまったことで重くなってしまったのです。
そもそも、ヒモで固定するタイプのドーリーはずれやすく、
特に砂地ではタイヤが取られやすくなります。
そのため、ヒモはしっかりと強めに固定しておく必要がありました。
今回はきつめに締めて確実に固定。
結果としてドーリーがずれることはなく、
前回と比べてかなり楽に運ぶことができました。
飲み物と食料をきちんと用意
前回は飲み物すら用意せず、
クーラーボックス用に凍らせたペットボトルの氷で喉を潤す始末。
食料も持たずに出艇したため、
岸に戻ったときの疲労感はかなりのものでした。
今振り返ると無謀そのものです。
何かに集中すると、つい飲食への意識が薄れてしまう性格なのですが、
今回はきちんと準備しました。
実際、カヤックの上での飲食はかなり気分が良いものです。
今後はちょっとしたお菓子なんかも持参して、
飲食を楽しむことが出来れば、、、
ちょっとしたクルーズ感覚ですね。
釣れなくて坊主のときでも、少しは気が紛れそうです。
千葉県富津市金谷沖(1日目)
1日目のフィールドは、富津市金谷沖です。
事前にGoogleマップで目星をつけておいたポイントへ向かいました。
岩場なので通常であれば躊躇しそうな場所ですが、
SUPを楽しんでいる方を数名発見。
「SUPが出られるならカヤックもいけるだろう」と判断し、
ここから出艇することにしました。

岩場なので階段やスロープもありません。
なのでドーリーは使えないので、
担いで運ぶ必要があります。
ただ、斜面はそこまで急ではなかったため、
何とか降ろすことができました。
車から出艇場所までの距離も約30mと短め。
今回はカヤックを前後別々で運び、
海際で合体させました。
今回はすべての荷物を手で運びました。
正直なところ、かなり疲れるのではないかと覚悟していましたが、
実際には思ったほど負担にはなりませんでした。
むしろ、ドーリーを装着して「一度に全部運ぼう」とする方が、
かえって体力を消耗するように感じました。
注意が必要な岩場での出艇
前回は砂地からの出艇だったため、
カヤックに目立った傷はほとんど付きませんでした。
しかし今回は岩場。
帰宅後に確認すると、前回以上に多くの傷がついてました。
最も傷が付きやすいタイミングは、
すべての装備をセットし、荷物を積み終えた状態で岩場から海へ降ろす瞬間です。
装備満載のカヤックは相当な重量になります。
当然、完全に持ち上げることはできません。
結果として、岩の上を“ずらす”ようにして海へ下ろすことになります。
そのときに、決して小さくない擦り傷が入ります。
さらに出艇後、数メートル進んだところで船底が岩に接触。
幸い強い衝撃ではありませんでしたが、
これも砂地ではまず起こらないトラブルです。
岩場は、波が引いた瞬間に一気に浅くなり、
それと同時に水面下の岩が姿を現します。
まさに、そのような状態になってしまいました。
そのフィールドに出艇する場所が岩場しかなく、
どうしてもそこで釣りをしたいのであれば、
多少の傷は覚悟のうえで挑戦する価値はあるかもしれません。
しかし、近くに砂浜があるのであれば、
あえて岩場を選ぶメリットは全くないと感じました。
他の船との位置関係に注意
海底の深度など確認は、↓このアプリを活用しました。
無料版だと画面はあまり拡大はできませんが、
大まかな水深やポイントなどは確認できます。
潮の流れはそれなりにあるようですが、
波風はほとんどなく、全体的には穏やかなコンディションでした。
これくらいの水深があれば、アジなどの回遊魚もいそうです。
(あくまで素人の予想ですが…)
水深があるからなのか、遊漁船も数隻近くに来ています。
何釣りをしているのかまでは確認しませんでしたが、
少なくとも「魚はいるはず」という安心感はあります。
ただし、大貫エリアと違い、
船の往来がそれなりにあります。
遊漁船、漁船、プレジャーボート、
ときおり近くを通過します。
たまに水上バイクも、、、
大貫エリアは、ボッチでしたが、
このエリアでは、他の船との
位置関係に気を配る必要がありそうです。
自分のカヤックを少しでも早く視認してもらうためには、
旗は絶対に必要です。
視認性では、このカヤックはオレンジ色なので正解だと思います。
もし船体が地味な色であれば、
- 派手な色のウェア
- 明るい帽子
などで視認性を高める工夫も有効だと思います。
魚探には、魚種までは分かりませんが、
それなりに反応が出ています。

初心者なので反応があると、それだけで期待が膨らみます。
あとは、食ってくれるかどうか、、、
そこが一番の問題です。
釣りを開始できたのは、午前9時頃。
諦めはかなり悪いので、そこから午後4時30分頃まで頑張りました。
釣りものは、コマセアジ、ルアー、タイラバ、タコエギ、
どんな魚がいるのか分かってないので、
色々な釣りものを試しましたが、、、
結果は坊主。
ポイント的にはかなり良さそうな場所だっただけに、
このフィールドはまだ初めてですし、仕方ないのでしょうか、、、
しかし残念です。
帰着時の不安
岸に戻るときになって気になったのは、潮位の変化です。
もし大きく潮が引いて浅くなっていたら、
カヤックを岸に上げられない可能性があります。
出艇時は問題なくても、
帰る頃には潮位が変わっているのが海。
ただ今回は、多少浅くなっていた程度で、特に問題はありませんでした。
岩場から出入りする場合は、
1日の潮位変化を事前に確認しておくべきだと感じました。
撤収作業
そして最後の難関、海から車までの運搬です。
それなりに「キツさ」はありましたが、
初回と比べると、かなり楽に運び終えることができました。
やはり、ポイントは出艇時と同じく
「どうやって運ぶか」 です。
気合いで一気に運ぶのではなく、
- 荷物を分散して運ぶ
- 重いものを連続で運ばない
といった工夫を意識しました。
その瞬間の体力に合わせて、負荷を調整する。
これが思った以上に効いて楽になったと思います。
ただ、カヤックを前後に分割する際、
岩場での作業だったため、それなりの傷が付いてしまいました。
もし岩場で出艇するなら、
- 車のトランクに敷いているマットを持ってくる
- 何かクッション材を用意する
などの工夫が必須だと思いました。
釣果はゼロでしたが、
「新たな課題」や「改善できた点」は収穫できた一日でした。
千葉県安房郡勝山沖(2日目)
2日目は安房郡勝山エリアへ。
広い砂浜があるため、そこから出艇することにしました。
車から海際までは約40m。
昨日よりは少し距離はありますが地形は平坦。
ここはドーリーを活用してみました。
ドーリーを使うのは、この日が2回目です。
初回は、ここよりもだいぶ距離があったせいもあり、かなり大変でしたが、
40m程度の距離だったので、多少重くても一気に運べました。

出航は午前8時頃。
昨日の岩場と違い、特に問題もなく、スムーズに出艇できました。
ここは湾内ですが、
思っていた以上に潮の流れが早かったです。
試しにカヤックをそのまま放置してみると、
およそ時速2kmほどで流されていきます。
昨日アンカーをまったく使わなかったため、
今日は車の中に置いたまま、、、
この流れなら持ってくればよかった、と少し後悔しました。
とはいえ、足漕ぎカヤックの強みを実感。
流されても、足で位置を修正しながら、
フリーな両手で釣りを続けることができます。
水深は岸から少し出るとドンドン深くなり、
すぐに30mを超えます。
まだ、ここまで深い海でカヤック釣りをしたことがないので、
まーまー緊張しました。
深度が深くなると、小さいベイトリールでは
仕掛けの回収に時間がかかってしまいます。
そこまで深い場所じゃなくてもアジなどはいるはずなので、
水深20m前後の場所でうろちょろ移動してさぐってみました。
椅子壊れる
足漕ぎペダルを漕いでいると、突然、椅子のバックルが壊れました。
しかも、左右同時に2個です、、、

実際には先に片方が壊れ、もう片方も負荷に耐えられなくて壊れた順番です。
ちょうど足漕ぎしている最中で、背もたれに負荷がかかってました。
背もたれが倒れてしまい、寄りかかれなくなってしまうと、
足漕ぎのポジションが安定しないので、かなり漕ぎにくいです。
こんな時にかぎってオールは車に置いてきてしまいました、、、
応急処置を試みました。

とりあえず、海の上で応急処置として普通に結んでみました。
見た目はかなり心もとない。
今にもすっぽ抜けそうな結び方ですが、
ひとまずは問題なさそうです。
とはいえ、本当に“ただ結んだだけ”。
いつ外れてもおかしくない状態です。
時間は正午を少し回った頃。
すでに岸へ戻っている方もちらほら見えます。
時間的にも、流れ的にも、
撤収してもおかしくないタイミングです。
釣果はゼロ。坊主でしたが、
無理をせず岸へ戻ることにしました。
砂浜での後片付け
無事に岸へ戻れたので、いよいよ片付け開始です。
本当は先にカヤックを分割したかったのですが、
分割するには椅子を外し、さらに船体を裏返す必要があります。
砂浜でそれをやると、
カヤックはもちろん、多くの荷物が砂まみれになります。
ですので、ドーリーを装着し、一式そのまま車まで運ぶことにしました。
*クーラーボックスや重いものだけ先に車に運ぶと、
その後のカヤック運搬が楽になります。
しかし、それでも砂浜なので、船底はしっかり砂まみれ。
結果として、岩場だった昨日よりも洗浄に時間がかかりました。
使用した水は約20リットル。前日のほぼ倍です。
砂は傷は付きにくいものの、洗浄の手間は確実に増えます。
そんなこんなで、
午後2時過ぎには片付けも完了し撤収。
本日も釣果はゼロ。
どこまでカヤック坊主記録が更新されるのやらです、、、
連続2日間を終えて
少し勢いもあって、2日連続の出艇でしたが、
結果的には得るものも多い2日間でした。
改善できた点もいくつかあり、
また、2日目は予定より早上がりだったこともあって、
終わってみれば疲労は想像より軽め。
「続けられそうだ」という感覚は確実に出てきました。
ただ、問題は釣果です。
今後も坊主が続けば、さすがに心が折れそうになります。
どこかで聞いた言葉ですが
「おかっぱりで釣れないからといって、海に出たら釣れるとは限らない。」
「おかっぱりで釣れない人は、海に出ても釣れない。」
まさに、その通りだと痛感しています。
どうすればこの状況を脱せるのか。
単純に技術不足、経験不足なので、
そう考えれば、むしろ当然の結果なのかもしれません。
目の前には、新たな“分厚い壁”。
ですが、釣れない悔しさよりも、
「釣りたい」という気持ちの方が、今は強い状態です。
少し時間を置いて、
また近いうちに出艇しようと思っています。
坊主記録は、いつか止まるはず、、、
















