Aliexpressで購入した
エレキモーター用のリチウムイオンバッテリーが届きました。
以下が購入したバッテリーで、私が購入したのは80Aになります。

バッテリーが届く
以下が届いたときの状態です。梱包等は特に問題なし。
しかし、明らかにおかしい点があります。

宅急便で荷物を受け取ったとき、違和感がありました。
「軽い、、、これは注文したバッテリーではないな、何の荷物だ?」
何の荷物か思い当たらない中、箱を開けてみると、
中身はしっかりバッテリー、、、
持ち上げてみても、やはり軽い。軽すぎます。
今回購入した80Ahであれば、重量は8〜9kgはあるはず。
それが、明らかにその重さではない。
嫌な予感しかしません。
そして体重計で計量してみました。

分かりにくいかもしれませんが、実際に量ってみると4kg弱しかありません。
今回購入したのは、12V・80Ahのリチウムイオンバッテリー。
この容量であれば、一般的にも必ず8〜9kg前後になるはずです。
それが半分以下。
重さ的には40Ahあたりでしょうか?
もちろん内部セルの種類や構造によって多少の差はありますが、
それにしても差が大きすぎます。
バッテリーが切れにならないように、
少し余裕を持って80Ahを選択したのに、
これでは意味がありません。
これはもう迷う余地なし。とにかく返品です。
AliExpressに返品申請をする
返品の申請は、まず自分のアカウントから購入履歴を開き、
対象商品のページから返品申請を行います。
返品の流れ
- 購入履歴から返品申請
- 出品者からの返答を待つ
- 12日間返答がなければ全額自動返金
- 12日以内に返答があっても合意できなければ、AliExpressが介入して調整
つまり、
- 相手が無視すれば自動返金
- もめた場合はプラットフォーム側が仲裁
という仕組みのようです。
❶ 購入履歴の商品情報画面から『Open Dispute』をクリックする

❷ 『Return Goods』をクリックする

❸ 返品に関する詳細を入力する

返品申請画面の上部には「返品理由」を選択する項目があります。
完全に一致する選択肢がなくても、
近い内容を選べば大丈夫だと思います。
詳細な説明は、下部の入力欄で入力しました。
返金金額は当然「全額」です。
こちらにミスはないので、妥協の余地はありません。
エビデンスでは、
証拠となる画像または動画の提出が必要です。
ここでは、上の計量した際の画像をアップロードしました。
申請(Submit)をクリックすると、
12日間のカウントが開始します。
バッテリーの正体
本当は中身を開けて確認したいところですが、
開封できる構造ではないですし、
変に傷を付けたら返品不可になる可能性があるため断念。
あくまで推測になりますが、構成を想像してみました。
一般的な重さを目安に、
3.2V・3500mAh(3.5Ah)クラスのセルが約50gだとします。
4直列(3.2V × 4 = 約12.8V)→ 重量 約200g
それを20並列
→ 約70Ah相当(3.5Ah × 20並列)
→ 重量 約4kg前後(200g × 20並列)
4kg前後という重量は、3.2V系セル構成としては辻褄が合います。
80Ahではありませんが、いわゆる、容量を「盛っている」状態でしょうか。
これがもし事実だとすると、
12V換算した場合、
256Wh ÷ 12V ≒ 約21Ah
実質20Ah前後という計算になります。
もし本当に20Ahクラスだとすると、
22,000円はまったく安くありません。むしろ高い。
最初に検討していた他のバッテリーは、40Ahで26,000円でした。
漏れなく確認する必要があった情報
今更ですが、
この商品ページには、Wh表記どころか重量の記載すらありません。
重量が明記されていれば、
多くの人が「軽すぎる」と違和感に気づくはずです。
購入前は、そういった情報がなくても
「安く購入できれば」という気持ちが先に立ち、
特に気にせず購入してしまいました。
今振り返ると、これは完全に判断ミスです。
バッテリー選びで絶対に確認すべき情報は、
- 重量
- Wh(ワットアワー)
- Ah(アンペアアワー)
- V(電圧)
このどれか一つでも欠けていれば、
本来は購入を見送るべきでした。
特に重要なのはWh。
「V × Ah」で算出される実エネルギー量こそが、
実際の使用可能時間を左右します。
重量はその裏付けになります。
物理的にあり得ない軽さなら、容量を疑うべきです。
購入ページに記載されていた情報は、「12V」と「80Ah」のみ。
この表記を見れば、普通はこう考えます。
80Ah × 12V = 960Wh
しかし実際は、
構成セルの電圧(3.2V)基準でAhを表記している可能性が高いという事実です。
相手側が同意してくれました
返品を申請してから4日後にAliexpressから以下の内容が送信されてきました。
どうやら相手側がすんなり同意してくれたみたいです。
しかし、、、

なんと、返品時の送料がこっちもち、、、
????
クエスチョンマークでしかありません。
一応送料を調べてみました。
一番安そうな郵便局の船便でも約2,800円。
さらに面倒なのは、インボイス書類の作成も必要なようです。
単なる返品ではなく、海外への輸出扱いになるようで、
それで通関書類まで用意しなければならない、、、
面倒でしかありません。
結局、郵便では返品不可
このまま持っていても使い道はなさそうなので、
送料を払ってでも返品しようと思い、
郵便局へ持ち込みました。
しかし、バッテリー単体は発送不可とのこと。
ノートパソコンなど、機器に組み込まれた状態でないとダメ。
クロネコヤマト、佐川、西濃もすべて不可。まさにGame Over。
FedExなど一部の国際業者なら可能性はあるようですが、
- メーカーの品質保証書が必要
- 航空便のみ
- 送料は15,000円以上
購入価格は22,000円だったので、
返品ができても7,000円くらいしか残りません、、、
それだったらまだ、20Ahのバッテリーとして割り切って使う方がましかもしれません。
あと返品には発送期限があり、
10日以内に発送しないと返品キャンセルになってしまうようです。
返品できないのでメルカリへ
未使用のままメルカリに出品しました。
当然ですが、実測重量と構成から判断し、
12V・約20Ah相当と記載し出品しました。
結果、値下げを重ねて
14,900円(送料込み)で売却。
正直この価格なら購入者にとってはかなりお得だと思います。
売れる前のやり取りで、
「同じ商品の70Ahを買ってエレキで使ったら、1日も保たなかった」
という方がいました。
やはり私と同じように騙されている??人は少なくなさそうでした。
今回の結論
- Ahだけでは判断しない
- 必ずWh換算する
- 重量と照らし合わせる
この3点は必須。
今回は痛い出費になりましたが、
色々調べて勉強になりました。















